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どうして点検やメンテナンスを先延ばしにしたのか

 
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理屈だけ聞くと「確かにメンテナンスは定期的に行なっておくべきだ」「もし屋根に不具合があれば早急に業者を呼ぼう」と思う方がほとんどだと思います。
が、なかなか実際にはすぐにトラブル解決に動けた方ばかりではありません。ここでは屋根の不具合、トラブルに見舞われたお客様がその解決を先延ばしにしてしまった事例を見てみましょう。
 

点検やメンテナンスに対する意識は持っていたのですが、不幸にも以前、お世話になった業者さんがなくなってしまっていたというケースです。また同じところに頼みたくなるくらいですから、優良業者だったのでしょう。
 
優良業者の経営が健全であっても、取引先の都合などで連鎖的に倒産してしまうことがあります。風が吹けば桶屋が儲かるではありませんが、経済がグローバル化した現在、対岸の火事が飛び火してくるなんてことも珍しいことではありません。

お住まいは「一生に一度のお買い物」とよく言われます。確かにその通りだと思います。ただ「一度のお買い物」と言われると、購入し手に入れてしまえば、後は何もしなくても良いと考えてしまいがちなのではないでしょうか。
 
「新築の後のメンテナンスについて具体的な説明がなかった」というのは高級バックや高級財布のセールストークに似ていると思いませんか。「良い皮革を使用しているので、お手入れをしていれば、一生モノですよ」と説明を受けても、具体的に何をすればいいか分かりませんよね。新築はいつまでも新築ではないことを意識しておく必要がありますね。

これまでマンションなどの集合住宅にお住まいになっていた方によくあるケースです。管理費や積み立て修繕費としては徴収されていたために「リフォームの計画や実行は自分でやるもの」という意識が薄かったのでしょう。
 
戸建ての場合、その建物の維持・管理をするのは家主の勤めです。集合住宅から戸建てに移り住んだ場合、その意識をしっかりと持ってください。

屋根工事を検討するにあたっては業者選定、費用、工事内容などいくつか結論を出さなくてはいけない事項があります。大きな工事になれば何か月も前から、何社も業者の話も聞いてといったように手間も時間も掛かるものです。こうしたことを想像した結果「すぐじゃなくても大丈夫か」「もう少し様子を見て余程ひどくなるようなら・・・」と先延ばしにしてしまうケースです。
 
先述もしましたが、不具合が広がればそれだけ補修箇所も広がり、費用が嵩んでしまいます。こうしたことを念頭に置いておきたいですね。

お客様によって様々な事情があるのでしょう。メンテナンスを先延ばしにしてしまった理由も様々でした。ただ屋根の不具合で共通することは、不具合が勝手に直ることはないということです。人間と違って自然治癒力はありません。誰かが心を配ってあげる必要があるのです。新築時、どんなに綺麗であっても、どんなに頑丈な屋根材を使っていたとしても絶対に傷まない、壊れないといったものはありません。屋根に関する知識を学ぶことに加えて、私たち人間同様定期的な点検をして、定期的に屋根の健康に心を配る必要性があることをどなたにもご理解いただけたら幸いです。